うまく歌うための提言

初級編

カラオケをうまく歌う上で最も大事だと考えられることを書きました。

その1歌を聞き込むこと
 

歌は聴けば聞くほど歌ったときのミスが少なくなります。
途中で音と曲と がかみ合わなかったり、どう歌っていいか分からなかったり、勘違いして 歌い方を間違えたりなど、そういった事態を極力抑えるには、やはりその歌 を何度も聞くことがとても大事になります。
特に歌詞を見ながら聞くことを お勧めします。
分からないと思ったらその部分は何度も聞いて曲と一緒に 歌ってみるのも良いです。
とにかくたくさん聞きましょう。

その2 歌を歌い込むこと
歌は歌えば歌うほど磨きがかかりうまくなります。
自分は音痴だからなんて考えないでとにかく何度も歌ってみましょう。
本番さながらに大きな声を出して歌うことを僕はお勧めします。
本番と同じ声量で歌うことで、自分の音域の限界を知ることもできるし、 何分小さな声で歌うよりも良い練習になります。(一般的に本番に近い条件 であればあるほど上達する)
とにかくたくさん歌いましょう。

その3 ボソボソ歌わず大きな声を出すこと。
カラオケを歌っている上で一番まずいと思われることは何を歌っているのか 分からないことです。その最悪の状態に一番なりやすいのがボソボソ歌うこと なのです。
自信がないのか恥ずかしいのか分かりませんが、とにかくみんなに 聞こえるぐらいの声は出しましょう。
慣れてない人には大変なことだとは 思いますが、がんばって下さい。

以上の3つで言いたいことは、カラオケをうまく歌うためにはそれなりに 努力はしなければいけないと言うことです。でももし君がカラオケ好きなら こんなの努力のうちにも入らないかもしれないね。そうでもない君は うまくなりたいという気合でがんばって下さい。


中級編

今度は歌をうまく歌う上で自分で考えてみるべきだ、と思ったことを書きました。

その1 自分にあった歌を探す

とにかくいろんな歌を歌ってみて「これだ!」」と思った物があったら、 必ずチェックしておきましょう。
歌ってみないと分からない事が多いので 何でも試してみましょう。
後自分では気づかないこともあるので 人に聞くことも大事です。
ただそれが自分の好きな歌であるとは限りません。

その2 歌い方を真似する

これはモノマネすると言うよりも、むしろ出来る限り本物に近づくと言う 考え方でやってみた方が良いでしょう。しかし真似すると入っても、 声の感じまで正確に真似することは難しいので、まずは本物の歌を聴いて 歌い方の感じをつかむことがうまくなる第一歩といえます。
そこでどうやれば本物に近づけるかを考えます。
声の出し方、強弱 歌い回し、抑揚のつけかた、どこが譜面通りでないかなどを、その歌を 聴きながら、出来れば直感的につかんでいきましょう。
後は自分で歌ってみて 「ここはどう歌うんだろう。」とか「ここがおかしい!」とかが直感的に 分かれば、うまくなっている証拠でもあり、そこを聞き直せばさらにうまく なります。(歌っている途中で気づくには、もう直感に頼るしかない、 気にしながら歌うとうまく歌えなくなってしまうから。)
難しそうだけど 以外と簡単なのでがんばりましょう。

その3 のどの調子を考える。
これは、簡単に言えばその日の調子によって曲を選んで欲しいということです。
例えば飲み会の後、のどの調子が悪いのにいつもと同じ様に難しい歌を歌って もうまく歌えないのは当たり前です。(これが楽しいというのなら話は別ですが)
だからその時の状態において、どんな歌が歌えるかを考えてください。

以上の3つで言いたいことは、歌をうまく歌うためには自分でそれなりに 考えなければいけないと言うことです。何にも考えずにただ歌うだけでは うまくなれません。でもこれは、頭が悪いからと言ってうまくいかない ということはありません。やる気さえあればどうとでもなります。 とにかく、がんばって考えてみて下さい。


中の上級編

この回は、うまくなるために「実行する価値のある事」を書きました。

自分の歌を聴く

これは、自分の歌声をテープなどに録音して聴くと言うことです。
こうやって聴くことで、まず自分の実力が今までよりもより明確に分かります。
それはもう、自分で歌いながら聴いてる時よりも明らかに認識出来るはずです。
それを知った上で、今度は自分にあった歌を探し出すことが出来ます。
後、自分でアレンジしたところがおかしくないか。 音感、音質、音量。それら全てが分かります。
人の歌はたくさん聴いてるはずですから、比較するのは簡単でしょう。
こうやって自分の歌をしっかりと認識する事は、上手く歌う上では 非常に重要なことなので、それを望んでる人は是非やってみて下さい。 特にカラオケ大会とかの曲選びをする時とかは、この方法は絶対的に有効です。


上級編

最後に、うまく歌うためならここまで考えてもいいんじゃないかなあ、と思ったことを書きました。

その1 歌う順番を考える

その日のいろいろな条件に応じて、何を歌うかだけでなく順番も考えると良い と思います。
これは例を上げてみた方がよいでしょう。
例えば1番最初に歌う歌、
ここでこけると後の歌も聴いてもらえないかもしれません。 最初はそれなりにノリの良い歌、でも最初からスラスラと声が出せますか? 最初なんだから簡単な歌じゃないといけませんよね。
ほら、最初の歌ですでにここまでの条件が付いてしまいました。
この状態でさらにその時の場の雰囲気や自分自身の調子とかで、さらに制限が 付いてしまいます。(詳細はいずれカラオケ論で紹介します)
歌う順番はその時の場合によって様々に変化します。
その変化に応じてあらかじめ順番のパターンを考えておくことが大事 だと思います。

その2 アドリブを考える

ここはこう歌った方がいい気がする。というのを実際に歌ってみるのは 良いと思います。
まあ大抵は失敗に終わると思いますが、 しかし、うまく歌えないと分かっている所をうまくアドリブで切り抜ける というのは、すばらしいアイデアだと思います。
ここはもう自分自身の 力量に頼るしかありません。


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