雑記


No.078 「トランプ遊びD」




一応Cで完結したはずなんですが・・・
ちょっと・・・思い残した事がありまして・・・。



6:4のゲーム、中々見つからなくて・・・・・。



先日ちょっと遠出したんですよ、

電車で約二時間揺られてたわけなんですが。

連休中ともあってその日に切符を買ったので指定席も取れず、
当駅発でもなかったので、楽に座る事も出来なかったんです。



着くまでは一人だったし、何もする事が無く手持ち無沙汰だったんですよ。






それで・・・・まぁ・・・・

どうせ、やる事無いんだったらと思って・・・。





新しいトランプゲームを思考してみました。

電車が動き始め5分後の事です・・・。






さぁて、どんなゲームを作ろうか・・・・。

どうせならルールは簡単な方がいいし・・・。それでいて少し頭使いそうなヤツ

そして頭使わなくても運だけで勝てたりする事もあるゲームがいいんだよな〜。






ここで僕は前回のラストに書いた「ナポレオン」を思い出してました。


あのゲームは確か「ハーツ」というゲームがベースだったよな・・・。
(どっちが先かはわからないけどね・・・・)



を取ってはいけないゲームを逆に取るゲームにする事で、
より面白いゲームに昇華させた。






う〜んこの考え方を応用できないだろうか?・・・・例えば






ババ抜きとか・・・・。





あれは「最後にババを残してはいけないゲーム」
誰もがしってる単純明快なルールだ。



あれを例えば・・・・

「ババを残したら勝利するようなゲーム」にしたらどうだろう。





あ・・・でも、そんなことしたら。

みんないつまでたっても上がらないのでは無いだろうか・・・。




いや・・・まてよ・・・



「ババ一枚残して上がる」

これは狙わないと出来ない事では無いだろうか。






いや・・・これも、何らババ抜きと変わらないよな〜・・・。

結局、運だけのゲームになってしまう・・・。





いや・・・まてよ・・・











そうだ!! これだ!! 










そんなわけで、大阪に着くまでの間夢中で考えていた「新ゲーム」

ババ抜きがモチーフなのでルールはいたってシンプルです。

名前は・・・・ええっと・・・とりあえず、今流行りの言葉を使って・・・






「Key Quest」=「キークエスト」







略して「キークエ」って事で・・・


とりあえず(仮)としておきましょう








それではルール説明です。






ルール(概略)

・このゲームは「ババ抜き」をベースにしたゲームです。
・目的はズバリ「キーカードを残す事」
・ババ抜きの要領で手札を減らして、「キーカードのみ」になった時点で上がる事が出来ます
・順位は「上がり時のキーカード数」「上がった早さ」等がポイントです。




ルール(詳細)

・最初にキーナンバーを決める(例えば1)
・全てのカードを分ける
・ババ抜きの要領で同じ数字が2枚あったら手札から取り除いてよい(キーカードは残す)
・同じくババ抜きの要領で隣からカードを取って取られるを繰り返す。
・数字が2枚そろったらいつでも捨ててよい(キーカードは残す)


こんな感じで、ゲームをしていくと・・・・

・手札が無くなる
・手札がキーカードのみになる(1〜4枚)

人が出てきます。
それでその人は自分のゲームを終了する事が出来る。
その際、キーカードのみになった人は。
「○キー」(○はキーカード数)と宣言してキーカードを公開して終了とする。
終了のタイミングはいつでもOK


そして、さらにゲームを進めると・・・。

・全てのキーカード以外のカードが出る。
・キーカードが4枚公開される。


その時点でゲームは終了します。


さて、ここでの順位のつけかたですが・・・

・終了時のキーカード数の多い人
・終了(公開)した順番の早い人。
・終了の時点でキーカード以外のカードをたくさん持っていない人


がポイントになります。上に行くほど順位的に優先されます。


例えば・・・・4人でゲームした時

A君が1位で上がって、キーカード1枚
B君が2位で上がって、キーカード1枚
C君とD君が同じに上がって、C君がキーカード2枚、D君0枚

この場合順位は・・・C−A−B−Dとなります。

例えば
A君が1位で上がって。キーカード1枚
B君が2位で上がって。キーカード3枚
この時点でゲームは終了し、C君とD君は手札を残したまま
C君3枚、D君1枚もっていたとしたら・・・・。

この場合順位は・・・B−A−D−Cとなります。




これが基本的なルールです。




一見、普通のババ抜きのように
「単に相手のカードを抜いて行く、運だけのゲーム」
と思われがちですが・・・。




これがまた違うんですね〜。




例えばA君が残り手札一枚持っていて、一枚カードを引いて数を揃えたとします。

これで上がることは可能なんですが・・・。

これで上がってしまうと、「キーカード無し」で上がる事になり。
もし他のBCDがキーカードを手にしたら、最下位になってしまいます。




ここで戦略。



「揃ってもあえて捨てない」
という選択肢が出てきます。

相手のカード枚数等を考え、どちらがいいかを考える事が重要となります。



もう一つの例をあげましょう。


例えばA君はここで一位を取りたいと考えています、
手札はキーカード一枚と他のカード一枚持っているとします。

今、B君が一枚とってA君のカードはキーカード一枚だけになりました。

しかし、A君は終了を宣言しません。

すると、C君がキーカード2枚で終了を宣言しました。

その瞬間、A君も終了を宣言しました。




これは、どういう事かわかりますか?




A君は、上がれる状況にあったにも関わらず上がらなかった。

そしてC君のキーカード2枚を見て、速攻で上がったわけです。

終了のタイミングはいつでも良いので、これは当然ありなわけですが・・・。


何故そうしたのか?



A君は何とかして一位を取りたかった、

しかし一位を取るためには、キーカード一枚で一番早く上がっても1位になるとは限らない。

なので、キーカード一枚になっても次にキーカード引けるかもしれなかったので上がらなかった。

しかしC君が2枚で上がってしまった。

その事で、A君の一位はなくなりこれ以上場をのばしても2位以上にはならないので、
すぐに終了を宣言した。

ここでもたついてD君にキーカード1枚で上がられたら、
せっかくの2位が3位になってしまうからなんですね。




これが「あえて終了しない」という戦術
そして「終了タイミングの駆け引き」という戦術。





ほら、運だけじゃないでしょ?
その上、運だけでも勝てる。





理想的な6:4ゲームですね。




あ・・・でも・・・このゲーム。

1位を取りたい人が大勢いた場合だと。

結局考え方が固まってしまって運だけのゲームになってしまうんだよね〜・・・。



う〜ん・・・どうするか・・・




ちょっと立ち疲れてきたので、通路に座って考えてみる。



すると・・・丁度隣で座っていた「親子連れ(4人)」が・・・・

「あの・・・よろしかったら・・・お座りになります?」

「え・・・?別に大丈夫ですから・・・。」

「いえ・・・大分顔色悪いようですし、子供らは一つの席に座らせるんでよかったらどうぞ。」


どうやら座って考えてる姿が相当疲れてるように見えたようで・・・、


でも、世の中まだまだ捨てた物ではないですね。優しい人達に出会えました。

こちらの家族に感謝の意を示し、お言葉に甘える事にしました。


そのご家族と少しお話をした後、電車は「京都」に着き席も空いたので、
お礼を言って席を離れる事に、


引き続き思考に入りました。






う〜ん・・・どうするか・・・










あ・・・だったらこうすれば!






・・・というわけで、このゲームは「ポイント制」にして、
数ゲーム戦って1番高いポイントを取った人が勝ち
というルールにした方がいいようです。

ポイントが高ければ、早上がりも出来てそれだけ楽にゲームを進められるし。
低くても一発逆転は出来るので、いちかばちかの賭けに出る事も出来ます。

1位は4点、2位は2点、3位は1点、4位は0点として、
キーカード3枚ならさらに+2点、4枚なら+8点とすると面白いでしょう。





「麻雀的発想」ですね。





あ・・・電車は無事「目的地」に着いたようです。

次回は・・・さらに面白い戦略及びより面白いルールをつけた遊び方などについて書きます。























何か俺・・・やっちゃった?


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